ゆるーい日常

思ったことを想いのままに

きっと何歳になってもVivienneWestwoodを着ていると思う

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僕の愛するブランドはVivienneWestwoodだ。
きっと何歳になっても、着続けると思う。

まず、土星のロゴに惹かれた。どんな服があるのだろうと見てみると、なんとも個性的でパンクでロックでかっこいい。

さらに、ヴィヴィアン・ウエストウッド本人について検索するとかっこいい女性が出てきた。ドキュメンタリー映画も見に行った。70歳を超えてVivienneWestwoodを着こなすヴィヴィアンをみて、「私、一生VivienneWestwoodが似合うような女を目指すわ!!」と心に決めた。

僕のファッション遍歴について少し振り返ろうと思う。

小学生のときは特に洋服にこだわりはなかった。基本的に、Tシャツとデニムパンツ、冬はトレーナー。お母さんが、朝用意してくれるものを着ていた。
高学年になると、エンジェル・ブルーだのポンポネットだのメゾピアノだのブランドの洋服をきている子が自慢するようになった。
少し羨ましかったけれど、我慢していたところ、お母さんがセールで安くなっていたエンジェルブルーのオレンジのスカートを買ってくれた。嬉しかった。そのスカートに合わせて買ってくれた、青と赤のラインが袖に入った白いフリースを着て、ハイソックスを履いて、まるでチアガールのような格好で学校に行った。
いつもと違う自分。服装が違うだけで、こんなにも気持ちって変わるのかとそのとき初めて洋服の力を知った。

中学生の時にアヴリル・ラヴィーンのファンになって以来、ロックでかっこいい服が大好きになった。

しかし、僕の母親はCamCamの雑誌に出てくるような、ザ・清楚な服が好きで、なかなかロックな服を買ってくれなかった。必死に説得して、肩の部分にチャックのついたロック風の服を買ってもらった。
この服を着ている時だけ自信が持てた。

VivienneWestwoodを初めて知ったのは漫画のNANAだった。当時は実写映画も公開され、そこで中島美嘉がきていたラブジャケットとロッキンホースに一瞬で心を奪われた。絶対にいつかVivienneWestwoodの服を着るんだと心に決めた。

大学生になり、バイトを始めた。「VivienneWestwoodの服を買うぞ」と店に入り値段をみて断念した。時給670円のアイスクリーム屋のバイトでは、月に4,5万くらいしか稼げない。VivienneWestwoodの服を1着買えばバイト代はなくなってしまう。
当時、海外旅行をするお金を貯めていた僕にとって1ヶ月分の給料が服に消えてしまうのは非常に厳しかった。

社会人になり、好きな服を好きなだけ買えるようになった。そうなると、ずっと手が出せなかったVivienneWestwoodの服をようやく手に入れることができる。ボーナスで初めてVivienneWestwoodの服を買うことができた。

嬉しかった。ずっと憧れていた服を買い着られることがこんなに幸せだなんて・・・・。

それ以降、1シーズンに1、2着VivienneWestwoodの服を集めている。ほとんどがライセンス商品だが、どれも素敵なデザインのものばかりだ。

1着だけ、インポート商品を買ったことがある。デニムのスカートだ。店で見たときに一目惚れし、値段をみると4万円。。。手が出せなかったが諦めきれずに、インターネットで検索しまくった結果、海外の輸入サイトで2万円で発見し、即購入した。
今でもそのスカートはお気に入りだ。

ロンドン旅行の際は、VivienneWestwoodの一号WorldsEndを訪ねた。ここに来るために、全身VivienneWestwoodの洋服を纏った。(靴は違うけど)
ロンドンをVivienneWestwoodの洋服で歩く。それだけでも気分が上がって、今ならなんでもできるって気がした。

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逆回転する時計を見たときは、興奮した。ここから全てが始まったのか・・・・。中に入ると、顔にタトゥーの入った男性の店員さんがいた。もう、VivienneWestwoodを着るために生まれてきたんではないかってくらい似合っていたし、店の雰囲気に溶け込んでいた。

ここにしか売ってないものを買いたいと思い、店員さんに聞き、ジャイアントオーブを購入した。

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これ、掌くらの大きさで日本に売ってあるものの3倍くらい大きい!傷がつくのが嫌で、いまだに外につけていったことは一度もない。保存用も買っておけばよかった。

日本に帰って調べてみると、このジャイアントオーブがネットで2倍の値段で売られていた。「2つ買って売れば実質ただで手に入ったのか」と考えてしまった自分に嫌悪感を抱いた。愛するVivienneWestwoodを自分の利益のために使うなんて。しかもWorldsEndという聖地で!!

チケットなどを買い占めて高額で転売するのはダメだと思うけれど、海外で買い付けてそれを売るのは立派な商売だと思う。でも、VivienneWestwoodに対してそれはできない。VivienneWestwoodには常に売り上げに貢献する側でいたいし、自分を元気づけるためのものだから!

洋服は年に5着程度しか買っていない。(仕事用の服は除く。仕事は全身ユニクロで色違いを3着ほど着まわしている)
そのほとんどがVivienneWestwoodだ。1着の値段が高いので、点数は少ないが値段はそこそこいく。しかし、流行に流されないデザインなのでこれから先10年は着ていると思う。そう考えると安い!(5万円の服も10年着れば1年5千円じゃなか!)


これからVivienneWestwoodを着こなすためにも体型維持と内面から輝ける人間にならないとな!