メルカリに本を売ろうと思い、本棚を整理していたら昔買った自己啓発本が何冊か出てきた。
そして、そのほとんどを最後まで読み切っていなかった。
僕にとって本は現実逃避できる道具だった。
本を読むとご飯を食べるのも忘れるくらい夢中になる。
読み終わった後も余韻から抜け出せない時もある。
ただ、それができるのは小説なんだよね。
フィクションだからこそ現実逃避できる。
僕は、自分を透明人間にして物語の中に入っていく本の読み方をしている。
他の人がどんな読み方しているのかわからないけど、主人公に自分を同化させたりするのかな?
登場人物の顔は、僕の場合は完全に概念。
顔がはっきりと思い浮かぶことはなく、雰囲気だけ想像している。
だから、小説が実写化映画化されてもキャストに違和感をもたないのかなぁ・・・・。
と話がずれにずれちゃったけど、自己啓発本がなんで読めないのかって話なのよね。
おそらく、「本=現実逃避」をずっとしてきたから、「本=現実」って読み方ができなかったんだと思う。
あと、これは僕の悪いところでもあるんだけれど、他人の話を聞かない性格も影響しているのかもしれない。
とにかく僕はこだわりが強くて、自分の思い通りにいかないと憤慨してしまう一番関わりあいたくないタイプの人間。
そんな僕が会ったことも話したこともない他人の意見を取り入れるなんてやっぱり無理があったのかもしれない。
本当は、自己啓発本を読んでその中でも自分が納得できる考えや新しい考えを取捨選択しながら読んでいくのがいいんだと思うんだけどね。。。
そんなわけで、自分は自己啓発本は読めないとわかったので、読むのをやめました。
今後も変わらず小説の世界に逃避します。
アディオス!